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大阪府八尾市で多種多様な印刷を行う株式会社トーホーです。
軟包装(なんほうそう)は、食品や医療品、化粧品など幅広い業界で使用されているパッケージ素材です。柔軟性があり、軽量でありながら高い保護性能を持っているため、さまざまな商品に適した包装方法として注目されています。本記事では、軟包装の特徴や主な用途例、そしてダイレクトプリントやラベル手配など、軟包装の可能性を最大限に活用する方法について詳しく解説します。
軟包装とは?
軟包装とは、フィルムやラミネート素材を使用した柔軟性の高いパッケージの総称です。硬いボトルや缶とは異なり、軽量でありながら商品を外部の影響から守る機能を持っており、食品や医療品の包装に特に適しています。最近では、軟包装の環境への負荷の少なさから、持続可能なパッケージングとしても注目を集めています。
軟包装の主な素材には、以下のものが含まれます:
• ポリエチレン(PE): 軽量で柔軟性があり、食品の保存に適した素材。
• ポリプロピレン(PP): 耐熱性が高く、冷凍食品やレンジ対応食品に使用されることが多い。
• アルミラミネート: 光や酸素を遮断する性質があり、長期保存が必要な商品に適しています。
軟包装の特徴
軟包装は、その柔軟な性質から多くの利点を持っています。以下に、軟包装の主な特徴を紹介します。
1. 軽量で輸送コスト削減が可能
軟包装は非常に軽量であり、輸送コストを大幅に削減できる点が大きなメリットです。硬い容器に比べて、軟包装はスペースを取らず、運搬時の燃費効率も向上させるため、環境への影響も軽減されます。
2. 柔軟性とデザインの自由度が高い
柔らかい素材で作られている軟包装は、自由な形状に対応できます。食品業界では、調味料パウチや菓子袋、液体の小分けパウチなど、さまざまな形状にフィットした包装が可能です。また、フィルムに印刷を施すことで、商品に独自のデザインやブランドメッセージを訴求することができます。
3. 高い保護性能と長期保存が可能
軟包装は、酸素や湿気、光などから商品を守るバリア機能が備わっているため、食品や医療品の品質を長期間保持することが可能です。特に、アルミラミネートのようなバリア性の高い素材を使用することで、商品を劣化から守り、消費期限を延ばすことができます。
軟包装の用途例
軟包装は、その汎用性から多岐にわたる用途で活用されています。ここでは、主な用途例をいくつか紹介します。
1. 食品のパッケージ
食品業界で軟包装は非常に一般的です。お菓子、冷凍食品、調味料、飲料のパウチなど、軽量で柔軟な包装が求められる商品に使用されます。特に、真空パックやレトルトパウチは、保存期間を延ばし、鮮度を保持するために効果的です。
2. 健康食品のパッケージ
健康食品は、多くの場合、粉末やカプセル、ドリンクなど様々な形状で提供されます。これらに対応する軟包装は、軽量でありながら密閉性が高く、製品の品質を長期間保つための保護機能を持っています。特に酸化や湿気を防ぐために、真空パックやバリア性の高いフィルムがよく使用されます。
3. 医療用品の包装
医療品や衛生用品の包装にも軟包装が多く使用されています。滅菌が必要な注射器や医薬品パウチは、軽量かつ柔軟なパッケージで、必要な衛生管理を維持しながら持ち運びやすい形状が特徴です。
4. 化粧品や日用品のパッケージ
軟包装は、化粧品や日用品の分野でも幅広く活用されています。特にサンプルパウチや、使い捨てタイプの化粧品パウチなど、利便性の高い包装が求められる商品で使用されています。
軟包装にダイレクトプリントやラベル手配も可能
トーホーでは、軟包装へのダイレクトプリントが可能であり、デザインやブランドロゴを直接パッケージに印刷することで、商品をさらに引き立てます。インクジェットやシルクスクリーン印刷技術を用いて、高品質な仕上がりを実現します。
また、ダイレクトプリントだけでなく、後からラベルを貼るオプションも提供しています。ラベル印刷もトーホーの強みの一つであり、製品の特性に合わせて耐水性や耐熱性のあるラベルを選択することが可能です。これにより、ブランドのメッセージを明確に伝えるパッケージが実現します。
既製品スタンドパウチ袋へのダイレクトプリント事例
既製品スタンドパウチ袋へのラベル製造・貼り付け事例
まとめ
軟包装は、その柔軟性と多用途性から、さまざまな業界で使用されています。株式会社トーホーの技術を活用することで、パッケージのデザイン性と機能性を最大限に引き出すことが可能です。商品のパッケージングにお困りの際は、ぜひご相談ください。